
里山について講演する長岡技術科学大の山本麻希准教授=長岡市大手通2
里山の保全と活用を考える講演が、長岡市大手通2のミライエ長岡で行われた。増加する鳥獣被害や林業の担い手不足などの解説があり、里山を適切に管理していく重要性を学んだ。
地域の自然を取り巻く課題について考える場をつくろうと、長岡市の科学博物館が新たに始めたトークイベントの初回で、11月29日にあった。野生動物と人の共生について研究、活動を続けている長岡技術科学大の山本麻希准教授が講師を務め、約40人が参加した。
山本准教授は、森林資源の活用などに取り組む「未来里山技術機構」の代表も務める。講演では鳥獣被害に触れ、森林が適切に管理されずに老木が生じることがクマの餌不足、出没につながったとして、里山...
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