津南醸造株式会社
消費者と蔵元が直接語り合う“地酒文化の継承”と“未来の酒造り”


第11回 越後妻有 地酒祭りの様子

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下「津南醸造」)は、2025年11月14日、十日町クロステン2階で開催された、きき酒選手権予選会と「第11回 越後妻有 地酒祭り」に参加しました。当日は、会場に対して地元四蔵の蔵元を含む約65名の来場があり、『越後妻有の地酒文化を未来に引き継ぐ』ことをテーマに実施されました。

第1部: きき酒選手権
18時から行われた「きき酒選手権予選会」では、参加された皆様の香味の違いを見極める力が年々高まっており、地元の清酒文化が浸透している様子が見て取れました。
(アルコールや糖度などの他に、吟醸香の主要成分であるカプロン酸エチルや酢酸イソアミルなどの香り判別のポイントとなる香気成分について、それらの成分の量を感じ取れるかが最終的に重要になってきます。)

第2部: 第11回 越後妻有 地酒祭り(懇親会)
19時からは、地元四蔵による懇親会を開催しました。本祭りは、以前は夏季に開催されていましたが、
「夏は参加者の多くがビールを欲してしまう」という課題を踏まえ、この季節で開催されることになりました。地元蔵元・小売店・消費者が直接交流することが、最も効果的な日本酒需要喚起につながるとの考えから、現在の深く語り合う懇親会形式で実施されています。






当日の交流から見えた「味わいの多様性」と「新たなファン層」
懇親会では、津南醸造からはパンフレットとともに、以下の人気商品をご持参しました。
- GO TERRACE
- GO VINO
- つなん藍

それに伴い、普段お酒を購入されるお客様からは、「GOシリーズを十日町で買える店をもっと増やしてほしい」という声もいただき、流通拡大への大きなヒントとなりました。「蔵に行ってみたい」という声も複数寄せられました。

津南醸造 新商品の GO TERRACE

津南醸造 人気定番商品のつなん藍

地域に根差した未来型の酒造りへ

雪深い津南
津南醸造は、豪雪地のテロワールを活かしつつ、AIを活用した「スマート醸造」や、エチル-α-D-グルコシドなどの機能性成分研究、酒粕のアップサイクルなど、サイエンスを活用した新しい酒造りにも挑戦しています。今後も、越後妻有を代表する地酒文化を守りつつ新しい文化にも対応することで、より多くの方に地元の味わいを届けてまいります。



津南醸造について
津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える日本酒を生産する酒蔵です。日本有数の豪雪地帯に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として活用しています。地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りは、自然との共生と革新を融合させたスタイルを特徴とし、「Brew for Future~共生する未来を醸造する~」をブランドコンセプトに掲げています。2025年には、醸造技術を競う「越後流酒造技術選手権大会」において、新潟県知事賞(第1位)を受賞しました。
津南醸造のWebページ: https://tsunan-sake.com/
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