
新潟県議会12月定例会は11日、4常任委員会での審議を続開した。厚生環境委では質疑に入る前に県病院局が病院事業会計の赤字について説明。赤字幅の拡大で運転資金となる内部留保資金が2025年度末には枯渇する見通しのため、財源不足を補う地方債「資金手当債」の発行を検討する考えを示した。
25年度の病院事業会計の赤字見込み額は10月末現在で38億円となる見通し。9月定例会で示した見込み額から2億円悪化した。
赤字見込み額は直営10病院などの病院事業会計。県人事委員会勧告による職員給与費の増加分や、国の25年度補正予算案に盛り込まれた医療機関支援策による影響は反映されていない。
金井健一病院局長は、人...
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