花角英世知事(右)に絹のポケットチーフを贈った五泉市の田辺正幸市長(右から2人目)ら=11日、県庁
花角英世知事(右)に絹のポケットチーフを贈った五泉市の田辺正幸市長(右から2人目)ら=11日、県庁

 地場の伝統産業である絹織物をPRするため、五泉市の田辺正幸市長らが11日、新潟県庁に花角英世知事を訪ね、絹製のポケットチーフを贈った。田辺市長は「今は五泉の繊維産業はニットだと言われるが、元は絹織物」と語り、繊維産業のまち五泉をアピールした。

 ポケットチーフは市内の絹織物製造「横正機業場」が作製。横野恒明社長は「生地の幅を生かし、端切れを出さないように作った」と語り、五泉が絹織物産地として約250年の歴史があると説明した。

 田辺市長は市議会初日に市議や市職員がポケットチーフを胸元に挿していると紹介。花角知事は「五泉の繊維産業がいろいろな取り組みをされていることは認識した。応援できるものは応援...

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