新潟県の映画人やロケ地などをまとめた「みる かたる つくる にいがた映画130年史」
新潟県の映画人やロケ地などをまとめた「みる かたる つくる にいがた映画130年史」

 新潟・市民映画館シネ・ウインド(新潟市中央区)は、新潟県の映画史をまとめた「みる かたる つくる にいがた映画130年史」を出版した。明治の黎明(れいめい)期から現在までの歴史をまとめ、川田芳子や近衛十四郎ら銀幕スター、評論家の佐藤忠男さんといった新潟県ゆかりの映画人のほか、「阿賀に生きる」「この空の花-長岡花火物語」といった県内ロケ作品などを紹介している。

 出版はシネ・ウインドの開館40周年事業の一環で、県内の映画館史をまとめた「街の記憶 劇場のあかり」(2007年)に続く第2弾。21年から準備を進め、執筆は県内外の映画関係者ら約40人が担当した。...

残り366文字(全文:645文字)