燕市役所
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 見附市はクマやイノシシなどの出没増加に伴い、わな猟免許を持つ市職員や、地元猟友会員らでつくる「鳥獣被害対策実施隊」を来年4月に設ける。銃による捕獲や追い払い、わなの設置などを強化し、住民や農作物への被害防止に努める。市職員以外は非常勤特別職となる。

 県内では既に、見附市、新潟市、燕市、弥彦村、粟島浦村を除いた25市町村が隊を設けている。隊員は狩猟税の非課税措置などの優遇処置が受けられ、活動経費の一部は国の特別交付税措置が充てられる。

 これまでは活動経費として猟友会に負担金を一括で支払い、捕獲の報奨金としてクマは1頭3万円、イノシシとシカは1頭1万5千円を支給してきた。実施隊設置後は時給150...

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