県は18日までに、新潟県の農業基盤整備の行動計画「県農業農村整備の展開方向」をまとめた。計画期間は2025〜32年度の8年間。農家の高齢化が進む中、農地を大区画化して収益性を高め、農業や農村が持続できるよう取り組む。

 県は11年度に農業農村整備の展開方向を策定し、17年度に改定。農地の大規模化といった農業基盤の整備や用排水路の補修、防災対策などを進めてきた。

 今回は2度目の改定で、「目指す姿」として農業を成長産業にすることや持続的で安定的な農業農村の実現などを掲げた。

 その上で...

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