農業生産と発電を同時に行うソーラーシェアリング=新潟市西蒲区越前浜
農業生産と発電を同時に行うソーラーシェアリング=新潟市西蒲区越前浜

 政府が大規模太陽光発電所(メガソーラー)への支援策の転換を打ち出し、県内で太陽光発電事業に取り組む事業者らが再生可能エネルギーの普及などへの影響を懸念している。ただ8日投開票の衆院選ではエネルギー政策を巡る論戦は低調だとして、関係者は太陽光発電と地域の共生や再エネ拡大についての議論を求めている。

 強い海風が吹き込む新潟市西蒲区の越前浜。小高い砂丘地に発電用の太陽光パネルが並ぶ。面積は約1・9ヘクタール。パネルの下では鈴木農園の会長、鈴木忠孝さん(82)が牧草を育てている。農業生産と発電で土地を分け合うソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の取り組みだ。

 発電は新潟市東区の事業者が担う。2017年の運転開始から発電は順調で、...

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