映画『楓』クリスマス舞台あいさつに登壇した(左から)北島岬、福士蒼汰、福原遥、行定勲監督 (C)ORICON NewS inc.
映画『楓』クリスマス舞台あいさつに登壇した(左から)北島岬、福士蒼汰、福原遥、行定勲監督 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の福士蒼汰、福原遥、行定勲監督が25日、都内で行われた映画『楓』(公開中)舞台あいさつに登壇。福士演じる主人公・須永涼/恵の学生時代を演じた北島岬のサプライズ登場に、驚きの表情を見せた。

【写真】いい笑顔!肩を組む福士蒼汰&北島岬

 本作の反響などについてトークを楽しんだ後、MCから「福士さん、福原さんの写真をぜひ撮影したいというサプライズゲスト」として紹介され、報道陣の中から北島がサプライズ登場。実は「写真部に所属する高校生」という役柄に合わせ、カメラマンに扮してイベント開始時から報道陣が並ぶ席に座っていた北島。映画撮影時以来の驚きの再会という“クリスマスプレゼント”に、登壇陣はびっくり。

 福原と共に「全然気づかなかった!」と声を上げた。北島が「目があったら気づかれちゃうなと思って、気づかれないように、こっそりカメラで写真を撮っていました」と恥ずかしそうに笑うと、「サプライズだ、うれしい」と福原もにっこり。

 北島が福士と福原のトークを見た感想として「やっぱりかっこいいな」とし、「秘めてる思いがあって、尊敬できる俳優の方々だなと思いました」と明かす姿を笑顔で見つめる登壇陣。「写真は撮りました!」と自信たっぷりに話し、本作でも挑戦している写真については「福士さんに現場で教えてもらって。どれだけ観客の人たちに感じてもらえるかっていうのを教えていただきながら、やりました」と振り返った北島に、福士は「拍手!」と呼びかけた。

 福士が北島を歓迎するように肩を抱く一幕も。また北島が「福士さんに似てるって言われていたので、福士さんのちっちゃいころをやったっていうのが運命的だなって、個人的に感じています」と話すと、福士は「ちっちゃくないけどね」とツッコミつつ、「そうなんだ」と顔をほころばせていた。

 本作は、スピッツ「楓」を原案にしたラブストーリー。事故で双子の弟を失った涼(福士)は、弟の恋人・亜子(福原)に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし亜子もまた“秘密”を抱えていた。真実を言えないまま惹かれあってしまう2人の運命が交差する。

 MCは伊藤さとりが務めた。