第51回衆院選の新潟県内の投票率は58・88%で、2024年10月の前回選をわずかに0・32ポイント上回った。降雪期で投票率の低下も懸念されたが、期日前投票の投票率が過去最高となり、投票する日の分散が進んだことも影響したとみられる。投票率は過去3番目の低さだった。
新潟県の衆院選投票率は近年、冬に行われると低下する傾向があった。12年12月に行われた衆院選は59・66%と、その前に行われた09年8月選挙から13・75ポイント下がった。次の14年12月は52・71%とさらに低下し、過去最低を記録した。
今回の選挙戦では公示日が大雪となり、投開票日の8日も悪天候が予想されていたため、各陣営は与野党を問わず、期日前投票の呼びかけにも力を入れた。
また、衆院を解散した高市早苗首相が政権選択選挙をうたい、県内小選挙区も過去接戦が続いてきたことから、有権者の関心も一定程度高まったとみられる。
県内の期日前投票の投票率は31・42%で、参院選を含む国政選挙で過去最高を記録。悪天候が続いた中、全体の投票率が前回選並みを維持する形となった。
県選挙管理委員会は8日、今回の期日前投票の投票者数について、小千谷、柏崎の両市選挙管理委員会で集計ミスがあったとして、7日発表より2人多い56万3635人に訂正した。
◆全国の投票率は
衆院選の投票率は、共同通信社の9日午前2時現在の推定で56・23%となった。2024年の前回衆院選(小選挙区53・85%、比例代表53・84%)を2ポイント程度上回る可能性がある。50%台の投票率は6回連続となりそうだ。
56%台で推移すれば、21年の衆院選(小選挙区55・93%、比例代表55・92%)に次ぐ、戦後5番目に低い水準となる。都道府県別の推定投票率で最も高かったのは奈良県の62・17%で、山形県の60・78%が続いた。鳥取県の47・69%が最も低かった。
総務省のまとめでは、期日前投票者数は過去最多の約2701万人だった。
推定投票率は、各都道府県選挙管理委員会の発表に基づき独自に集計した。確定値と異なる可能性がある。
出口調査はこちらから
開票速報はこちらから
テキスト速報はこちら












