原発事故に備えた病院の設備などを議論した厚生環境委員会=12日、県議会
原発事故に備えた病院の設備などを議論した厚生環境委員会=12日、県議会

 県議会2月定例会は12日、4常任委員会で審議を行った。厚生環境委員会で県は、東京電力柏崎刈羽原発から半径5〜30キロ圏の避難準備区域(UPZ)にある公立、民間の計22病院・有床診療所のうち、外部からの放射性物質の侵入を防ぐ「陽圧化設備」を導入したのは、現時点で柏崎市の3病院にとどまると明らかにした。

 陽圧化設備は、建物内の気圧を屋外より高くし、病室などへの放射性物質の侵入を防ぐ。浅見裕之・地域医療政策課長は、設備を導入した3病院について、国立病院機構新潟病院、JA県厚生連柏崎総合医療センター、民間医療法人が運営する関病院と説明した。

 国は2012年度から費用を全額負担して陽圧化設備の導入を進めている。しかし、...

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