
国内最多タイとなる、八つの国道の起点、終点が集まる新潟市中央区の本町交差点に「日本一国道が集まる交差点」をアピールする看板が設置された。これまで地道な活動を重ねてきた関係者は「新たな出発点だ」と喜び、さらなる魅力発信へ気持ちを新たにしている。
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本町交差点は、113号をはじめ、五つの国道の起点と、17号など三つの国道の終点。国道の起点と終点が八つ集まるのは、高知市の県庁前交差点と並び国内最多タイだ。
国道の標識は逆三角形にちなみ、マニアから「おにぎり」の愛称で親しまれている。新潟市内では2023年、商店街関係者や新潟国際情報大の学生などでつくる「国道8連おむすびプロジェクト推進協議会」が発足。ミニチュア標識やのぼり旗、コラボ商品の開発を通じ、地域の「日本一」を発信してきた。
昨年2月には、プロジェクトに携わるメンバーが市にモニュメント設置などを提案。関係者らが協議を重ね、本町通7のアーケードの柱に3月中旬、市が看板を設置した。
看板は縦約1・5メートル、横約0・4メートルのアルミ製で、「日本一国道が集まる交差点」と記されている。八つの国道の標識を模した“ミニおにぎり”は本物の標識と同じ材質を採用。各国道が、どの都市に続いているかも示している。
設置当日はプロジェクトのメンバーら関係者約20人が集まり、作業の様子を見届けた。柾谷小路商店街振興組合の高山卓一郎理事長は「日本一と冠が付くのは誇らしいこと。遊び心のある取り組みを考え、浸透を図りたい」と語った。
メンバーの一人で、街歩きグループ「路地連新潟」代表の野内隆裕さん(58)は「設置はゴールではなく、新たな始まり。きっとこれからいろいろな動きが出てくるはず」と期待した。作業終了後には早速、通りがかった人が看板の前で足を止め、写真に収める姿もあった。
プロジェクトは今後も、近隣に2カ所ほどの看板設置を目指しており、市に呼びかけていく考えだ。...











