
光越窯で作った「にしん鉢」と羽田光範さん=阿賀町京ノ瀬
阿賀町京ノ瀬に工房「光越窯(こうえつがま)」を構える陶芸家の羽田光範さん(65)が、「にしん鉢」の制作に取り組んでいる。地域で親しまれてきた伝統食「ニシンのこうじ漬け」を入れる陶器で、漬物など他の食品にも使える。25〜29日、新潟市江南区の北方文化博物館で初めて展示販売する。
江戸期以降、北海道のニシンが北前船で新潟に運ばれた。阿賀野川を舟運で上り、阿賀町の津川から陸路で会津に送られた。津川は醸造業が盛んなため、ニシンをこうじに漬けて食べることが多く、にしん鉢を持つ家庭も昔は多かった。羽田さんによると現在、にしん鉢を作る工房は全国でも少ないという。
羽田さんは30年ほど前、...
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