
自宅で取材を受ける津久井教生さん。「すてきな本が出来上がったので、多くの人に手に取ってほしい」=3月、埼玉県川越市
NHK・Eテレの子ども向け番組の人気キャラクター「ニャンちゅう」の声で知られ、筋萎縮性側索硬化症(ALS)で闘病中の声優、津久井教生さん(65)が病気が進行し体を動かせない中で、視線による文字入力で本を書き上げた。
自宅のベッドの上で取材に応じた津久井さんは、合成音声の読み上げで「難病を暗く捉えず元気に自分の置かれている状況を伝えたい」と笑顔を見せた。
著書は27日刊行の「ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の『工夫ファクトリー』」(講談社)。2019年にALSと診断され、現在は24時間体制でヘルパーや妻の介護を受けている。「今日できることが、数日後にはできなくなる。次の一手のための工夫と追いかけっこ」と振り返る闘病の日々をつづった。
ALSは病気の進行に伴い...
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