
餅に干し柿を練り込んだ「佐渡の柿餅」
地域特有の食材を使い、伝統的な製法で作られた食品を認定するブランド制度「本場の本物」に「佐渡の柿餅(かきもち)」が、県内で初めて認定された。特産のおけさ柿を餅に練り込んだ郷土食。製造販売する佐渡市八幡町の五十嵐敏郎さん(76)と妻尚子さん(71)は「佐渡の家庭で受け継がれてきた食文化が認められた」と喜んでいる。
柿餅は刻んだ干し柿が練り込まれた餅で、素朴な甘さが特徴。おけさ柿の生産が盛んな佐渡南部で、冬の保存食として、正月や来客の茶菓子に出されていたという。
赤泊地区出身の尚子さんは「甘い物が貴重だった時代。『ハレの日』に食べることができた懐かしい味」と振り返る。しかし、食文化の変化や...
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