
新潟工業高で繰り返された生徒の自殺に憤る佐々木正さん=新潟市西区
監督だった男性教諭から度重なる叱責(しっせき)を受け、柔道部3年の男子生徒が2024年に自殺した新潟工業高では、16年にも、いじめを受けた当時1年の男子生徒が自殺している。共通点として浮かぶのは、子どものSOSや異変を置き去りにした学校の組織的対応の不十分さだ。生徒を死に追い込んでしまった反省が、時の経過とともに薄れていったとの見方もある。
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16年のいじめ事案で学校は、被害生徒から相談を3回受けながら、いじめに対処する委員会を開かないなど適切な組織的対応を欠いた。経緯を調べた当時の第三者委員会は「学校に根本的な原因がある」と結論付けた。
これに対し、...
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