2月のミラノ・コルティナ冬季五輪でいずれも銅メダルを獲得したフィギュアスケート女子の中井亜美選手(18)=新潟市出身、TOKIOインカラミ=と、スノーボード男子ハーフパイプの山田琉聖選手(20)=妙高市、専門学校JWSC=が11日、新潟市を訪れました。両選手そろって出席した県民栄誉賞表彰式での知事との歓談や取材対応、中井選手が出席した新潟市スポーツ大賞授与式の壇上での質疑応答や、その後の取材でのやりとりを詳報します。

中井亜美選手の新潟市スポーツ大賞授与式後の取材でのやりとり動画はページの下部にあります。

中井亜美選手、山田琉聖選手の表彰式ラッシュの「1日」を写真でプレーバック

中井選手・山田選手と花角英世知事との歓談@県庁

知事:それでは、私の方からご質問をさせていただきます。もう何回も聞かれているかもしれないですけど、お2人がそれぞれ競技を始めたきっかけというか、いきさつなどをお話ししてもらえますか?

山田選手:そうですね。自分はスノーボードを始めたのは5歳からなんですけども、競技を始めたのは小学校4年生ぐらいの時で、地元にハーフパイプができたっていうのがきっかけで始めました。

知事:それは、自分でやってみたいと思ったっていうところですか?それともご両親なりが、連れていった?「やってみてごらんよ」みたいな。

山田選手:スノーボードにその時期、今もそうなんですけど。すごいハマってたっていうか、すごく楽しくて。朝から夜までずっと滑ってるみたいな感じだったんですけど。その中で、ハーフパイプができたっていうので、行ってみたいと思って始めたのがきっかけでした。

知事:通常のスノーボードは小さい頃からやっていて、それはご両親が、やっぱりお好きだったんですかね。

山田選手:そうですね。両親は競技者ではないんですけど、サンデースノーボーダーみたいな感じで。ひとつ上に姉がいるんですけども、家族4人でスノーボードやろうっていう形で始めました。

知事:怖さとかあんまりないですか?結構な高さまで上がりますよね。

山田選手:そうなんですけど、やってみたら意外と楽しくて。

知事:おおー。今もそこは変わらない、楽しい?

山田選手:そうですね。やっぱり新しい技を仕掛ける時とかは、恐怖とか怖さはあるんですけど。それさえ乗り越えちゃえば、っていう感じですね。あとはもう、やっぱり高さとかも出るんで。浮遊感とかも、すごく楽しいです。

知事:中井さんのスケート歴は?どこから始まったんですか。

中井選手:4歳の頃にテレビで浅田真央さんの演技を見て、それで始めたいって思っていたんですけど、家の近くにスケートリンクがなくて。上越の方まで行かないとリンクがなかったので、ずっと通いにくかったので始められなかったんですけど。5歳の頃に、たまたま家の近くにスケートリンクができて、そこから始めました。

知事:新潟市のアイスアリーナがきっかけになったんですね。スケート自体は、やっぱりご両親が趣味かなんかでやっていた?

中井選手:いや、本当に自分自身が浅田真央さんを見て「始めたい」って言って、スケートリンクに連れて行ってもらいました。

知事:浅田真央さんのスケートに憧れたというのはどんなところ?

中井選手:氷の上であれだけ速いスピードで滑ったり、回ったりしてるのが小さい頃に見て衝撃で。自分もああいうふうに滑ってみたいと思って始めました。

知事:今でもスケートは楽しいですか?

中井選手:はい。毎日練習も楽しいですし。失敗しても、成功した時のうれしさがあるからこそ、毎日毎日頑張れるっていうのはあります。

知事:大事ですよね。好きであるということは。2人を目指して、後に続く子どもたちがたくさんいると思うんですけど。何か伝えたいことはありますか?「俺を目指せ」とか。

山田選手:やっぱり自分はここまで、すごく楽しくスノーボードができて、その中でここまでこれたと思ってるので。今から、なんていうんですかね、自分の滑りとかを見て始めたいと思ってくれた方がいらっしゃるんだったら、本当に楽しくスノーボードやっていただけたらうれしいな、って思います。

中井選手:私はすごいスケートが好きっていう気持ちで、小さい頃から今までずっとやってきたので。スケートが好きっていう、何かを好きっていう気持ちがあれば、辛いことがあっても乗り越えられると思ってるので。好きなこと見つけて楽しんでいっていただけたらいいな、っていうふうに思います。

知事:ちなみに1日でどれくらい練習するものなんですか。平均的には。

山田選手:朝、日が昇ってこないと、暗くてできないんで(笑)。暮れちゃうとまた練習できなくなるので。意外とそんなに長時間の練習っていうのはできないんですよ。なので最大でも5〜6時間かなって思います。

でも夏は、夏の練習施設があって。雪の上とは別に、プラスチックのブラシ状みたいなところを滑ってマットに着地するような施設があるので。そこは、逆に冬よりも長く練習できちゃうんですよね。照明とかもあったりして。

冬の方が逆に練習時間は短くなるんですけど、高い山なので、酸素が薄くなったりとかして意外と冬の方が辛かったりもします。

知事:スケートも同じくらい、5〜6時間ぐらいですか?

中井選手:貸し切りの時間とかが限られているので、氷の上で滑れる時間はやっぱりどうしても短くなってしまうので。氷上で滑ってるのは3時間とか4時間ぐらいしかないんですけど。だからこそ、その午前中とかにトレーニングとかバレエとか、いろんなのに取り組んで、その後午後から(氷上の)練習という感じです。

知事:やっぱりバレエって大事なんですか。要素として。

中井選手:そうですね。踊る競技でもあるので。踊りの基本とか基礎はやっています。

知事:次のシーズンの目標は?

山田:そうですね。自分は次のシーズンで一番大きい大会は世界選手権だと思うんですけど。その中でも、スノーボード、アクションスポーツだとX Gamesとか、スノーボードのプロツアーっていうのが結構多くあって。X Gamesにまだ出たことがないんです。なので、そういうプロツアーの大会とかも回ってみたいなって思っています。

知事:世界のトップスノーボーダーはX Gamesとかに、ツアーとして参加してる人が多いんですか?

山田選手:前シーズンまでは、1年に1回しかなかったんですが、来シーズンから体制が変わって、3大会に増えるんですよね。X Gamesは招待制のイベントなんです。前シーズンは招待いただいたんですけど、オリンピックの練習があって、辞退させていただいたので。今年は出てみたいなっていうのはあります。

知事:中井さんは?

中井選手:世界選手権、昨シーズンも出場できたんですけど、やっぱりオリンピック後で、モチベーションの保ち方とか、難しかったので。あまり良くない結果で、昨シーズンの世界選手権を終えちゃったので。今シーズンは世界選手権にまた出場してメダルを獲得するのが今、一番の目標です。

知事:目標に向かって、活躍を本当に期待しています。楽しみながら、頑張ってください。今日はありがとうございました。おめでとうございました。

(拍手)

表彰式後、報道陣とのやりとり@県庁

(県民栄誉賞を受け取った今の気持ちと、お互いの印象は?)

山田選手:自分は新潟県出身ではないんですけども、2年前から、新潟県妙高市の専門学校に来てトレーニングをしています。そして、この県民栄誉賞をいただけたっていうことをすごくうれしく思います。

中井選手:私は小学校6年生のころまで、新潟で練習させていただいたんですけど、その後、千葉で練習を積んでいたんですけど、やっぱり新潟の皆さんの応援のおかげで、こうやってオリンピックの銅メダルをかけて、この場所に戻ってこれたのは、すごくうれしいです。

(新潟に来るのは久しぶりでしょうか?お祝いムードとなっていますが)...

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