昨年の蒲原まつり。1ミリ以上の雨は降らなかった=2025年6月30日

 今年も梅雨がやってきました。梅雨と聞き、沼垂地区(新潟市中央区)出身の40代半ばの記者が思うのは今年も「蒲原まつり」(6月30日~7月2日)が巡ってきたのだな、ということです。35年以上も前、なけなしの小遣いを手に、友人と一緒に型抜きに励んでいたことを思い出します(成功した記憶はありません)。

 新潟三大高市(たかまち)の一つとして知られ、ものすごい人混みとなる蒲原まつり。梅雨時なのでしょうがないのですが、雨に降られると傘を差す人たちで元々狭い通りはさらに通り抜けが大変になります。子どものころはぬれっぱなしでも気になりませんでしたが、子どもを連れて行く保護者側となった今は、天気がものすごく気になるようになりました。

 そこで調べてみました。蒲原まつり半世紀(1976〜2025年)のお天気データです。見えてきた傾向は?

蒲原まつり 毎年6月30日~7月2日に開催される。蒲原神社の境内や周辺約1キロにわたり約480の露店が並び、柏崎市の「えんま市」、村上市の「村上大祭」とともに「新潟三大高市」(たかまち=縁日)と呼ばれる。7月1日に行われ、その年の農作物の作柄を占う「御託宣(御神籤・おたくせん)」は、よく当たるといわれ、かつては米相場にも影響したという。

まつりの3日間、どこかで雨降る確率は7割近く

出典:気象庁 過去の気象データ検索(観測地点「新潟」、1976〜2025年)。「雨」=日降水量1.0mm以上。観測地点は2009年に市内移転。

 地面がうっすら湿る程度の小雨を除外するため、日降水量が1ミリを超える日を「雨の日」としてカウントしました。

 結果は上の通りです。まつり期間の3日間(6月30日~7月2日)とも雨(1ミリ以上)が降らなかった年は17年ありました。

 逆に見方を変えて「3日間のどこかで雨」だった割合をみると、66%が平均となりました。

 さらに期間を10年ごとに区切ると、2000年前後を境に若干上がっているようにも見えます。いずれにせよ、3日間とも一日中会場に居れば、どこかで雨に当たる可能性は3分の2程度と言えそうです。

10年間のうち「3日間のどこかで雨」だった年の割合。出典:気象庁 過去の気象データ検索(観測地点「新潟」)。「雨」=日降水量1.0mm以上。

日別では6月30日と7月1日が要注意?

50年間で「雨(1mm以上)」だった年数。出典:気象庁 過去の気象データ検索(観測地点「新潟」)。「雨」=日降水量1.0mm以上。

 では、日別ではいつ雨が降った日が多かったのか?初日の6月30日と、その年の農作物の出来を占う「御託宣(おたくせん)」が行われる7月1日が、いずれも42%でした。最終日の7月2日は28%とやや下がっていました。

昨年の「御託宣」=2025年7月1日、蒲原神社

記事後半では、過去50年の全日別データやトイレの位置などを掲載した会場図、主なイベント案内もご覧いただけます。
 
「50年」グラフイメージ

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