パッとしない印象を変えたくて、顔周りにサイドバングを作ってみたけど、うまくいかない…そんな経験はありませんか?巻き方が難しかったり、時間が経つと毛束が崩れてしまったりと、意外と悩むポイントも多いですよね。でもサイドバングは、ちょっとしたコツを知るだけでぐっと扱いやすくなり、印象も大きく変えてくれるパーツ。ほんのひと手間で、かわいさやこなれ感に加えて、小顔見えまで狙えるのも嬉しいところです。そこで今回は、“美容界のミシュラン”こと「カミカリスマ2026」でカット部門Greaty∞を受賞したMeLさんに、サイドバングの作り方とポイントを分かりやすく教えていただきました。
【写真】その乾かし方、間違ってるかも?カミカリスマが教える正しいドライヤーの使い方
■小顔に見えるおくれ毛とは?
サイドバングと似た立ち位置にある“おくれ毛”。このおくれ毛が果たす小顔効果について、MeLさんは「顔の余白にかかる程度の長さが重要」と語る。長すぎると巻きにくくなるため、2か月に1度くらいの頻度で整えるのがベストなのだとか。長さの目安としては、耳下くらいの位置を参考にすると良いとのこと。
■実際に使う道具をチェック!
使用するもの:ドライヤー/ヘアアイロン/オイル(あればアイロン前に付けるオイル)/霧吹きなど(水で濡らすもの)
■ストレートアイロンでサイドバングを巻く方法
ここからは実際にストレートアイロンでサイドバングを巻く際の手順を追っていきましょう。
1. サイドバングの髪を根元から濡らしてコームで整えながら乾かす
「根元を濡らして、乾かす」というのは、意外と忘れがちな工程です。
「この工程を飛ばしてしまうと、寝ている間についた癖などを残したまま巻くことになってしまいます」とMeLさん。この工程が実は、とても重要なポイントです。流したい方向に髪が流れなかったり、時間が経つと変な向きに跳ねてきたり……こうした原因の多くは、根元を整えていないことにあります。
とにかく大切なのは、根元の向き。このひと手間を惜しまないことで、この後の仕上がりに差が出ます。
2. ドライヤーの温風を根元からあてる
ここでのポイントは、流したい方向とは「反対に」引っ張りながら乾かすことです!
3. ある場合は、アイロン前にオイルをつける
オイルをつける位置は、根元からではなく、中間~毛先にかけてが◎。
前髪だけであれば、指先にほんの少しオイルを出して、なじませるくらいがベストです。
4. 巻きたいサイドの髪を前にひっぱりながらアイロンを通す
ねじれを矯正するように、髪を前に持ってくるのがポイントです!
なお、特に利き手ではないほうでアイロンを使用する場合は、向きが分からなくなってしまう人も多いはず。慣れるまでは、アイロンの電源を付けずに動きだけ練習してみるのも有効◎
5. アイロンを滑らせる
このとき、流したい方向の外側に流すようなイメージで滑らせるのがおすすめです。
ここまでで、一旦サイドバングの上部は完成!6以降では、おくれ毛/もみあげ(S字)の巻き方を説明します!
6. 耳前のおくれ毛を持ってアイロンを通す
最初にカーブさせたいところに指をあてて形付けるのがポイント。
7. 先端は外側にカールするように滑らせる
アイロンを抜く際は、外側に流すのがコツです!
6でも述べた通り、カーブを付けたいときは、しっかり指を当てましょう。そうすることで、くるんと綺麗なS字っぽい仕上がりになります。
8. 仕上げにオイルをつける
これで、完成!顔周りに動きがつくだけで、一気に“垢抜け”が叶います!
■重要ポイントをおさらい! サイドバングを習得して“盛れている自分”を毎日更新
・セットをする前にしっかりと髪の根元を濡らして、ドライヤーで乾かす。
・ドライヤーで乾かすときは、流したい方向と“逆”に引っ張る。
・アイロンを使用する際は、髪を前に引っ張りながら外側に流す(最初のうちは温度無しでの練習も◎)。
特に重要なポイントは、この3つです。なかでも【髪の根元を濡らして、ドライヤーで乾かすこと】は手順として省かれたり、知らない人も多い盲点です。例えば、朝急いでいるときにサイドバングの巻きに失敗することもあるかもしれませんが、そんな場合も、とにかく濡らして、乾かして、リセットするのが最短で整えられる土台づくりです。
なお、今回使用したのはコードレスアイロン。このタイプは持ち運びもできるため、出先でも非常に心強い存在です。外出先でのお直しや、旅行先の朝といったシーンでも大活躍。一般的なヘアアイロンに比べるとプレートが小さく、前髪や顔周り、おくれ毛など細かな部分を整えやすいです。髪の毛に通す際は、毛束を小分けにすることを意識してみて下さい。
ビフォーアフターの写真を見ると、顔周りに少し動きがつくだけで、印象がぐっと軽やかになり、こなれた雰囲気に近づくのが分かります。根元を濡らす=土台をしっかり整えて、サイドバングに挑戦してみてはいかがでしょうか。MeLさん直伝の8ステップを習得すれば、“盛れている自分”をキープすることが日常に。気分に合わせてヘアを楽しみながら、毎日“ちょっと好きな自分”で過ごしてみませんか?
(取材・文/黒川すい 撮影/岡田一也)
【監修者】 MeL(メル)
長野県出身。松本理容美容専門学校卒業後、都内有名デザインサロンを経て、2021年に『VIEW』(旧『i.』)へ参加。2026年にはカミカリスマ「Greaty∞」を受賞。さわると軽く、伸びてもまとまる“めるボブ”を得意とし、明るい人柄と提案力で多くの支持を集めている。(Instagram→→@mel_87_mel)












