
給水開始に向けた南城浄水場での工事の様子=大正時代末期(上越市ガス水道局提供)
上越市に水道が開通してから、今月で100周年となった。高田が軍都として栄えていた時代に通水が始まり、水源を確保しながら給水地域を広げる中、1世紀にわたり市民の生活を支えてきた。昨年発生した渇水などを乗り越え、市は「これからも市民のライフラインとしての役割を果たしていきたい」としている。
水道事業の源流は、旧高田市から始まる。それまでの生活用水は井戸を使っていたが、池田浩・ガス水道事業管理者は「水質や衛生面に多くの課題があった」と当時の状況を説明する。高田市史によると、1912(大正元)年時点で4300本超の井戸があるものの、飲料に適するのはわずか300余だったという。
水道事業が動き出したのは...
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