当選を決めて長女から花束を受け取る根津和博さん=28日、津南町下船渡

 28日に投開票された津南町長選は、無所属新人で前副町長の根津和博さん(63)が、3149票を獲得し、1557票だった前町議江村大輔さん(42)、502票だった元町議大島知美さん(71)を大差で下して初当選を決めた。3人が出馬を表明してから告示まで約1カ月という超短期決戦。町民が選んだのは、変化を訴えた江村さんでも、経営者の感覚を掲げた大島さんでもなく、継続と安定を唱えた根津さんだった。

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 「即戦力として、スピード感を持って町の課題に取り組む」。28日午後8時過ぎ、下船渡の根津事務所に繰り返し万歳をする声が響き、根津さんは、こう意気込みを語った。

当選を決めて長女から花束を受け取る根津和博さん=28日、津南町下船渡

 根津さんは45年間の行政経験があり、副町長として桑原悠町長を6年間支えた実績と人脈をアピール。現町政の継続を訴えた。桑原町長も「確かな実行力で町政を進められるのは根津さんしかいない」と呼びかけた。

 陣営幹部は「安定感を求める町民が多かった」と勝因を分析。根津さんも「厳しい町の財政状況などを正直に伝えたことが理解されたのではないか」と、現実問題に対応できる即戦力が支持されたものとみる。

 加えて前回選で3400票余りを獲得し、圧勝で再選した桑原町長が支持に回ったことも大きかった。根津さんは...

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