
新潟市長選への立候補を予定する現職の中原八一氏(左)と新人の鈴木映氏(右)
27日に行われた安倍晋三元首相の国葬に当たり、新潟市長選(10月9日告示、同23日投開票)に立候補を表明している2氏は対照的な動きだった。再選を目指す現職の中原八一氏(63)は公務として葬儀に参列。新人で共産党新潟地区委員会常任委員の鈴木映(えい)氏(34)は市内で国葬反対を訴えた。
国葬を巡っては安倍氏に対する評価や実施の法的根拠、費用負担などについて世論の賛否は割れている。
中原氏は、国葬実施の経緯や根拠について政府が国民に説明する必要性を指摘しつつ、国の公式行事であるとして公務で参列した。
事前に「(国葬参列で)安倍元総理に対する弔意を表すとともに、新潟市においても民主主義を守るという...
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