新潟市長選（１０月９日告示、同２３日投開票）で再選を目指す現職の中原八一氏（６３）は２８日、同市中央区のホテルで開いた政治資金パーティーで選挙公約を発表した。新型コロナウイルスの影響を受けた社会経済の回復と、行財政改革による安定した財政基盤づくりなどを挙げ、人口減少社会に対応した市を目指すとした。
公約では目標とする将来像を「安全安心で拠点性の高い新潟」など五つの柱で提示。その実現に向けた取り組みを「１０の約束」として示した。
具体的には、新潟市中央区のＪＲ新潟駅から古町地区までの「にいがた２ｋｍ（にきろ）」エリアの老朽化ビルの建て替え促進や、工業用地の整備を掲げた。また、西蒲区役所の建て替...
残り389文字（全文：689文字）
