
停電が長引く佐渡市で行われた、避難住民らへの炊き出し=12月24日、佐渡市赤泊
冬型の気圧配置となった県内は24日も荒天となり、停電や電車の運休など生活に影響が出た。新潟県佐渡市では広範囲での停電が発生から7日目となり、市職員らが炊き出しを実施。避難所で過ごす住民たちが、みそ汁や手作りのおにぎりで疲れを癒やしていた。
東北電力ネットワークによると、24日午後8時現在の県内の停電戸数は約5千戸。内訳は佐渡市で約1500戸、村上市で約3100戸などとなっている。暴風雪のため、復旧後に再度停電する地域も出ているという。
佐渡市では18日から山間部を中心に断続的に停電しており、24日は最も長引いている羽茂、赤泊両地区などの住民を対象に千人分の食料を用意した。
赤泊地区の避難所で...
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