5月5日、子どもの成長を祝い、幸せを願う「こどもの日」を迎えた。長く続いた新型コロナウイルス禍では、友達や先生とマスク越しに会話をした。給食は黙食。遠出や行事を諦めたこともあった。
でも、我慢の多い窮屈な生活の中でも、子どもたちはさまざまな夢を持って、笑顔を輝かせてきた。そして親は子の健やかな成長を願い、明るい未来を信じてきた。
新潟県内6組の親子に、将来の夢や子への思いを聞いた。
◆土田長門(ながと)さん(3)=見附市=「重機を運転する人」
母・早(さき)さん(39)「好きなことを我慢せず」

◎母・早(さき)さん(39)の思い 車やブロック遊び、歌や踊りが大好き。戦艦のように大きく育ってと願った名前の通り、すくすく成長してくれている。今まで控えていた分、子どもたちが好きなことを我慢せず楽しめる世の中が続...
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