阿賀町職員が約8年間にわたり公金を着服していたとして、記者会見を開き謝罪する神田一秋町長(中央)ら=6月3日、阿賀町
阿賀町職員が約8年間にわたり公金を着服していたとして、記者会見を開き謝罪する神田一秋町長(中央)ら=6月3日、阿賀町

 新潟県阿賀町の役場職員が公金を着服していた問題を受け6月3日、神田一秋町長らが役場で記者会見した。会見で職員による着服は8年に及び、少なくとも6600万円に上ると明らかにした。記者会見での、神田町長、野村秀樹総務課長との主な質疑は次の通り。

-6600万円の公金が、8年という長期間着服されていたのに気づけなかった要因は。

 野村課長 「行政の仕事の中で決裁をするものだが、そこ(決裁のチェック機能)が抜け落ちていて会計処理を1人の人間がやっていた。大きな問題だと理解している」

-年代や性別を出さないのは...

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