
新潟県上越市大貫4の自営業の男性(62)が6月に自宅敷地内で殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕、送検された長野県上田市の無職の男(70)について、新潟地検が勾留期限の8月2日に、金品も奪ったとして強盗殺人の罪に切り替えて起訴する方針を固めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
容疑者は6月1日午後7時半過ぎ、男性の自宅敷地内で、殺意を持って男性の頭部をハンマーのような鈍器で複数回殴打し、外傷性くも膜下出血により殺害した疑いが持たれている。上越署捜査本部は事件発生当初から、強盗殺人を視野に捜査しており、地検は証拠などから同罪が立証できると判断したとみられる。
複数の関係者によると、男性の...
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