３万人超えの観客が入った第１７節京都戦＝６月１１日、ビッグスワン
アルビレックス新潟は、６年ぶりにＪ１で戦ったシーズンを終えた。新型コロナウイルス禍の収束とも重なった復帰１年目は、スタジアムは多くのサポーターでにぎわい、スポンサー収入も増加した。クラブの運営面からは「Ｊ１効果」が表れたと言えそうだ。（２回続きの１）
「久々のＪ１で華やかさも盛り上がりもあった。何よりアルビらしい面白いサッカーを見ることができた」。サポーター歴２０年以上、新潟市西区の会社員男性（４９）は、観客席で感じた興奮を振り返った。
Ｊ１復帰初年度は、１８チーム中１０位と健闘した。ホーム戦の平均入場者数は２万３１１３人。新潟がＪ１での最多勝ち点５５を記録した２０１３年は２万６１１２人だったが、翌１４年以降では最も多い数字となった。２３年シーズンのＪ１では６番目に多く、優勝した神戸をも...
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