新潟県は2023年、転入が2万2504人、転出が2万8354人で5850人の転出超過だった。前年比で超過数が1千人以上増えた県も多い中、新潟県は前年より20人増の微増にとどまった。超過数は22年は全国で4番目に多かったが、今回は8番目だった。

 転出者は22年より272人減少。一方、転入者も292人減った。

 新潟県の転出超過は新型コロナウイルス禍前の2019年に7225人だったが、20〜22年は5千人台後半となっていた。23年も横ばいの格好だが、依然として大幅な人口流出となっている。

 加速する新潟県の人口減少は若者の県外流出が大きな要因となっており、県...

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