
ウオーと雄たけびを上げながら境内を練り歩き、参拝客に活力を与えた鬼行列=2月3日、長岡市柏町1
新潟県長岡市柏町1の千蔵院で節分の2月3日、鬼行列と豆まきが行われた。練り歩く鬼から元気や活力をもらった参拝者は「年明けから災害が続くが、残りの1年が良い年になるように」と無事を願った。
鬼行列は、護摩をたいて開運を星に祈る「星まつり」の一行事で、10年ほど前から行っている。
境内に集まった参拝客の周辺を赤や青、黒色など6体の鬼が「ウオー」と雄たけびを上げながら練り歩くと、熱心に手を合わせる人や「怖い」と泣きだす子どももいた。
豆まきには、600人余りが参加した。「福は内、鬼は外、えびす大黒福の神」のかけ声の後、豆やお菓子などが壇上からまかれ、参拝客は福を求め「こっちにも」「もっと遠くまで」...
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