
福を祈り真言を唱えながら巨大な数珠を回した「百万遍」=2月2日、佐渡市平清水
新潟県佐渡市平清水の毘沙門堂で2月2日夜から3日未明にかけて、「毘沙門宵祭り」が開かれた。巨大な数珠を回しながら祈る「百万遍(ひゃくまんべん)」や、節分の豆まきが行われ、多くの参拝客が1年の福を祈った。
宵祭りは、年に一度、お堂にまつられている聖徳太子ゆかりの毘沙門天像の開帳に合わせ開催している。
2日夜の百万遍には、島内各地の老若男女約40人が参加。車座になって、長さ約10メートルの巨大な数珠を1時間ほどかけて左右に50回ずつ回した。参加者は、太鼓のリズムに合わせ真言を唱えながら、無病息災や商売繁盛を祈っていた。
続いて、毘沙門天が開帳され、護摩がたかれた。日付が節分の3日に変わると、豆ま...
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