所得税などの確定申告が2月16日に始まるのを前に新潟県の長岡税務署などは、越後交通の路線バスの前面に広報幕を掲げ始めた。3月下旬ごろまで掲示し、「スマホ申告」のPRを行う。
バスの後方部にはスマートフォンからの申告を呼びかける黄色いステッカーを付けた。車内にも国税電子申告・納税システム(e-Tax)をPRするポスターを掲示している。
スマホやパソコンなどを利用して2022年分の所得税などの確定申告をした人は、新潟県内では約26万9千人と全体の72・1%。全国の81・5%を下回っている。
長岡税務署の福田栄作署長(57)は「スマホ申告はシステム的に機能が高まっている。ぜひ利用してほしい」と呼びかけた。