
指導者や保護者が集まった「NO!スポハラ研修会」=三条市荒町2
指導者や保護者がスポーツ選手に不適切な関わり方をするスポーツ・ハラスメント(スポハラ)をなくそうと、新潟県の三条市スポーツ協会は「NO!スポハラ研修会」を開いた。
スポーツ心理学などが専門の山﨑史恵・新潟医療福祉大学教授を講師に招き、1月に三条市体育文化会館で開催。指導者や保護者ら約90人が参加した。
山﨑教授は、過度に母親が介入し、子どもの競技活動に支障が出た事例を紹介。応援などに父親が加わり、母親に余裕が生じたことで、選手が意欲的に競技に取り組めるようになったという。保護者には子どもの挑戦を応援し、体調に気を配るなどして、「けがをしそうな時には心配しよう」などと求めた。
講演に先立ち、三...
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