新潟県、能登半島地震対応で「財源対策的基金」取り崩し　大規模災害に対応可能な水準230億円割る見込み・2024〜28年度中期財政収支見通し

　新潟県は２月１４日、２０２４年度一般会計当初予算案の発表に合わせ、２４〜２８年度の財政状況を試算した「中期財政収支見通し」を更新し、公表した。能登半島地震の対応で貯金に当たる「財源対策的基金」を取り崩すとしたが、２４年度末までに大規模災害に対応可能な２３０億円に積み戻すとした。金利上昇を踏まえ、公債費（借金返済）の前倒し償還を初めて盛り込んだ。

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