宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2月17日、国産新型ロケット「H3国産の大型ロケットで、柔軟性、高信頼性、低価格の要素を兼ね備えた使いやすさを目指している。1段目の主エンジンには、新たに開発した「LE-9」を採用。機体全体も大型化し、現在主力のH2Aよりも、大きく、重い衛星を打ち上げられる。市販品の利用や3Dプリンターを用いた部品の製造、小型ロケット「イプシロンS」と技術や部品を共通化することで、徹底した低コスト化を図る。名前の「H」は燃料に使う水素の元素記号に由来する。」2号機の種子島宇宙センター(鹿児島県)からの打ち上げに成功しました。

Q H3とは。

A 日本で30年ぶりに新規開発された大型ロケットです。2段式の液体燃料ロケットで、JAXAと三菱重工業が...

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