
防災にも役立つ宇宙の技術を考えたセミナー=長岡市大手通2
スペースが狭く、水や熱源が限られる宇宙と災害時の生活環境の共通点を見つけ、相互の技術を活用し合う可能性を探る講座「防災にも役立つ宇宙の技術」が、新潟県長岡市の長岡震災アーカイブセンターで開かれた。
防災分野の新規ビジネスや、製品開発を進めている新潟県の防災産業クラスター形成事業の一環。1月22日に行われ、関心のある企業、団体の約20人が参加した。
講座では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員で新潟市出身の高橋陪夫(ますお)さんが講演した。JAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が快適に暮らせる製品を企業と開発しており、水がなくても髪や体を洗えるシートや臭わない衣服などを紹介...
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