パリ五輪代表選考会に向けて練習する水沼尚輝＝長岡市
競泳の水沼尚輝（新潟医療福祉大職員）は２月２１日、パリ五輪代表選考会（３月１７日開幕・東京）の男子１００メートルバタフライに向けた練習を長岡市で公開した。新たな泳ぎのフォームについて「積み重ねが形になってきた」と手応えを語り、２度目の五輪切符獲得に向け、自身が持つ日本記録５０秒８１の更新を目標に掲げた。
この日は１時間半ほど泳ぎ、スプリント力の強化や得意とする後半に全力を出し切る練習に取り組んだ。
２０２２年の世界選手権で２位に入ったが、その後、腰を痛めてフォームを見直した。試行錯誤の末、「しなやかにうねる動作」を取り入れ、最近は実戦で好タイムが出るなど「精度が高まっている」と強調する。
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