有事の際の対応を確認した訓練=ビッグスワン
有事の際の対応を確認した訓練=ビッグスワン

 今週末のJ1開幕を前にアルビレックス新潟は2月21日、デンカビッグスワンで大規模地震を想定した防災訓練を行った。クラブやスタジアムの職員、運営ボランティアら約90人が参加。3月9日のホーム開幕戦に向け、有事の際の対応手順を確認した。

 能登半島地震の発生を受け、ホーム戦の試合中に地震が起きたと想定し実施した。クラブによると、大型ビジョンを使うといった大規模な訓練は初めて。

 訓練は、映像や場内アナウンスで落ち着くよう促し、スタンドで職員らが「慌てずに待機をお願いします」と呼びかけた。

 訓練後には「スタンドの声が通りづらかった。メガホンがあった方がいい」などと意見を出し合った。火災時の避難訓練も行...

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