トキエアの機体
新潟県は２月２２日、歳入歳出からそれぞれ９０３億１７００万円を減額し、総額を１兆３５５５億４４００万円とする２０２３年度一般会計補正予算案を、開会中の県議会２月定例会に追加提案すると発表した。格安航空会社トキエア（新潟市東区）への補助金約３億円などを盛り込んだ。
１月末に新潟－丘珠（おかだま＝札幌市）線が就航したトキエアに対する補助金は、既存の「未来創造産業立地促進補助金」を活用。３億１６２万円で今後の路線拡充など事業拡大を後押しする。
このほか、道路除雪費として１３億６４２万円を計上。新潟大医学部が進める、医師育成のための教育環境整備に５０００万円を支援する。
一方、中小企業向け制度融資の実績が当初予算を下回る見込みとなり、全体としては約９０３億円の減額となった。
新潟県は２月２９日の本会議で提案する予定。
