新潟県妙高市で2月28日、バックカントリーで雪崩による遭難が2件発生し、国内外の計5人が救助され、うち1人が死亡した。

 午後1時前、三田原山(標高2360メートル)のバックカントリーで4人が雪崩が巻き込まれたと妙高署に通報があった。妙高署によると、県警ヘリで3人を救助したが、このうち30代の米国人男性が搬送先の病院で死亡が確認された。1人は自力で下山した。

 午前10時過ぎには、前山(標高1932メートル)のバックカントリーでスノーボード中の長野県の40代男性が雪崩に巻き込まれたと、同行の知人男性から通報があった。40代男性は警察などに救助され、右足骨折の疑いで病院に搬送された。知人男性にけが...

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