花角英世知事(右)に県立大の新コース設置方針を報告する若杉隆平学長(左)=3月4日、県庁
花角英世知事(右)に県立大の新コース設置方針を報告する若杉隆平学長(左)=3月4日、県庁

 新潟県立大(新潟市東区)は3月4日までに、2025年4月に県立大の国際経済学部に「データサイエンス経済(DSE)コース(仮称)」を新設する方針を決めた。ビッグデータを分析し、地域経済の発展に貢献できる人材育成を進める考えだ。社会人向けのリスキリング(学び直し)教育の一環で、講義の動画配信なども行う。

 若杉隆平学長が3月4日に県庁を訪れ、花角英世知事に報告した。

 県立大が県内の高校や企業に行ったアンケート結果で、社会にあふれる大規模データを駆使する専門人材へのニーズが高かったことなどを踏まえ設置を決めた。

 地域の産業だけでなく、インフラや防災、医療健康福祉分野のデータ収集や分析手法を学び、実践...

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