こども食堂などの多機能施設を開き、地域の活性化を目指す髙木桂さん=上越市清里区武士
こども食堂などの多機能施設を開き、地域の活性化を目指す髙木桂さん=上越市清里区武士

 新潟県上越市の地域おこし協力隊員、髙木桂さん(41)が清里区武士(もののふ)に、子ども食堂や農家民宿などを兼ね備えた多機能施設「清里いばしょベースCha-ya(ちゃや)」を3月25日、本格的にオープンする。子ども食堂は6月まで月1回開催する予定だ。髙木さんは「子どもたちが交流できる場所にできれば」と話している。

 髙木さんは2021年4月、千葉県から夫(34)と息子(4)の3人で清里区に移住した。3月末まで3年間の任期で地域おこし協力隊員となり、清里区の農村振興や住民協働のカフェの運営などに取り組んできた。

 約2年前、自宅用地とともに隣接する木造2階建ての空き家を購入した。地方の開放的な空間で...

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