
新潟市は2024年度、バス運転手の確保支援やバス利用者を増やすための事業を始める。昨年12月に新潟交通(中央区)と締結した連携協定に基づく。全国的に不足するバス運転手を確保しつつ、普段バスを使わない市民に利用するきっかけをつくり、路線バス交通網の維持を目指す。
新潟交通では、慢性的に運転手が不足している上、4月には労働時間の上限規制が強まる「2024年問題」へ対応する必要がある。
市は24年度に取り組む主な関連事業=表参照=は、新潟交通を含むバス事業者が運転手を確保できるよう支援する。大型2種免許を取得する際に1人当たり最大30万円を補助。新たに採用した社員に、5年間月3万9千円を上限に家賃...
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