
新潟県内の警察署に勤務する警部補が虚偽有印公文書作成の疑いで、巡査部長が暴行の疑いで、それぞれ書類送検されていたことが3月15日、新潟日報社が県警に情報公開請求し、開示された資料で分かった。警部補は2月2日付で本部長注意、巡査部長は2月28日付で本部長訓戒の処分を受けた。
県警監察官室によると、警部補は昨年10月29日、交通関係の事件で、供述調書の不足していた部分を単独で加筆した。本来は供述者の面前で書面にし、確認を取る必要がある。警部補はすぐに法令違反に気付き、その日に申告した。供述者の不利益や捜査上の影響はないとしている。
巡査部長は昨年6月25日から10月15日の間、複数の部下に対して...
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