
北沢浮遊選鉱場跡を見学して版画のイメージ膨らませる生徒たち=3月17日、佐渡市相川地区
全国の高校生が新潟県佐渡市を舞台に版画の腕を競う「第24回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」の本選大会が3月17日、佐渡市相川体育館を拠点に開幕した。生徒たちは3人一組で3日間かけ、佐渡の多彩な景色などを題材に一枚を刷り上げる。
2001年に始まり、版画が盛んな佐渡を象徴する大会になっている。実行委員会が主催、市などが共催する今回は、団体戦に全国21校から44チームの応募があり、14校14チームが予選を通過。新潟県からは佐渡高校、佐渡中等教育学校が進出した。
大会長の渡辺竜五・佐渡市長は開会式のあいさつで、2024年7月に可否が決まる「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録に触れ...
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