新潟県の子育て支援策などを議論した連合委員会＝３月１５日、県議会
２０２４年度、新潟県が子育て支援として、中古住宅のリノベーション費用を実質的に補助する「こむすび住宅推進事業」を始める方針だ。花角英世知事は、住宅が売れ残った場合、子育て世帯以外に販売対象を拡大することも検討する考えを示した。
新潟県議会の２月定例会連合委員会で３月１５日、花角知事が説明した。こむすび住宅推進事業は、子育て世帯が安く住宅を購入できるよう、中古住宅を買い取って再販する事業者に対し、リノベーション費用を最大３００万円補助する。業者は、段差をなくすなど子育てに配慮したリフォームを加えた上で、補助分を値下げして子育て世帯や若い夫婦に販売する。
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