届きますか？30人の「生命のメッセージ」、事故や事件…理不尽に命を奪われた無念や遺族の悲痛な思い伝える　新潟新発田市で3月31日まで

　事故や事件に巻き込まれて亡くなった人の無念を伝える「生命のメッセージ展ｉｎ新発田」が、新潟県の新発田市役所の札の辻ラウンジで開かれている。一人一人の写真や亡くなった経緯を紹介し、「悲しい出来事が繰り返されないように」との遺族の願いを伝えている。

　展示は交通事故遺族らによるＮＰＯ法人「いのちのミュージアム」が始めたもので、新発田市では市内の葬儀業「花安（はなやす）」が初めて開いた。

　スマートフォンのながら運転や危険ドラッグ使用が原因の交通事故、暴行事件被害…。会場では、理不尽な理由で命を奪われた全国の３０人を紹介している。

　人型をしたパネルは、それぞれが亡くなった当時の背の高さで作られ、故人の...