オイシックス新潟の髙島宏平球団会長
オイシックス新潟の髙島宏平球団会長

 今季から日本野球機構(NPB)日本のプロ野球のリーグ戦を行うセントラル・リーグとパシフィック・リーグを統括する一般社団法人。日本では一般的に「プロ野球」という場合はNPBが統括するものを指すが、NPBとは別に各地にプロ野球リーグが存在する。2軍戦イースタンとウエスタンの2リーグに分かれ、各球団年間140試合程度を行う。2024年シーズンからオイシックス新潟アルビレックスBCがイースタンに、ハヤテ223がウエスタンに参加する。現在はイースタンに巨人、ヤクルト、DeNA、日本ハム、楽天、ロッテ、西武の7球団。ウエスタンには阪神、広島、中日、オリックス、ソフトバンクの5球団が所属している。にオイシックス新潟アルビレックスBCが挑んでいる。チーム名の命名権を食品宅配大手の「オイシックス・ラ・大地」(東京)が取得し、NSGグループとの共同経営体制になった。オイシックス社の社長で、球団の代表取締役会長に就任した髙島宏平さん(50)に、今季の意気込みを聞いた。(運動部・山崎祥吾)

-プロ野球事業に携わろうと思ったのはなぜですか。

 「野球は圧倒的な国民的スポーツ。会社の認知度を上げるのに一番効果的だと感じた。以前からNSGグループの池田弘会長とご縁があり、60年以上ぶりに2軍の新規球団が生まれるということで、命名権の話をもらい、やるべき時が来たと思った」

-どんな球団を目指しますか。

 「会社の特長である食品面で...

残り703文字(全文:1033文字)