任期満了に伴う新潟県阿賀野市長選挙(4月14日告示、21日投開票)まで2週間を切った。現職が不出馬を表明し、新人や元職による決戦が近づく。一方の国政は、阿賀野市を含む衆院新・新潟3区に名乗りを上げている3人が、秋までの衆院解散を想定し、臨戦態勢を整える。3人や各政党にとっては、市長選の立候補予定者と連動して有権者へアピールする絶好の機会にもなるが、それぞれに課題を抱えている。
阿賀野市長選はこれまでに前新潟市議の阿部松雄さん(72)、前阿賀野市議の加藤博幸さん(67)、元阿賀野市長の天野市栄さん(65)、会社員の遠藤寛和さん(46)が立候補に名乗りを上げている。
▽「裏金」で逆風、動きにくい自...
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