◆[地図で見る]新潟県内の新区割り

 2022年12月末に改正公職選挙法が施行されました。衆議院議員選挙(衆院選)の小選挙区定数が「10増10減」となることが盛り込まれています。新潟県内の小選挙区数は6から5に減り、選挙区域も変わります。

 これまでの選挙区は、合併前の旧市町村単位で形成されていましたが、新たな選挙区は、現在の市区町村単位で区域が分けられました。新潟市内では同じ区であっても選挙区が分かれる状態が解消されたほか、3選挙区に分かれていた長岡市も全市域が同じ選挙区となるなどの変更点があります。

 各区の人口規模は約41万~47万人規模となりました。最多は2区で約47万2000人。最も少ないのは5区で、約41万1500人です。

 次の衆院選は5区に再編された新しい区割りで行われます。

次のページでは各区ごとに詳しい説明を掲載。リンクは記事の末尾にもあります

 新たな区名と対象となる市区町村名は次の通り。

▽新1区=新潟中央・東新潟・佐渡地域

新潟市中央区、新潟市東区、新潟市江南区、佐渡市

[人口=43万1373人]

▽新2区=西新潟・県央地域

新潟市西区、新潟市南区、新潟市西蒲区、三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村

[人口=47万2383人]

▽新3区=新潟秋葉・新潟北・県北地域

新潟市秋葉区、新潟市北区、新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町、村上市、関川村、粟島浦村、五泉市、阿賀町

[人口=44万3926人]

▽新4区=長岡・柏崎地域

長岡市、見附市、小千谷市、柏崎市、出雲崎町、刈羽村

[人口=42万6988人]

▽新5区=上越・魚沼地域

上越市、糸魚川市、妙高市、南魚沼市、魚沼市、十日町市、津南町、湯沢町

[人口=41万1574人]

※人口は2020年国勢調査による(選挙人名簿の登録人数とは異なる)。

◆旧・新選挙区域の比較

[区ごとにさらに詳しく新区割りを見る]